生きるは作業のつみかさね

作業をすれば元気になれる!作業療法ノススメ。

がん患者に対応するアプリ。見えない副作用を可視化することが望まれる。

 

化学療法を行うがん患者の副作用には、検査で見えるものと見えないものがある。

主観的な苦痛である“見えない副作用”は、家族や同僚に気づかれにくい上に、医師に伝えることも難しい

 

そこで重視するべきなのが、患者が直接病気や症状を報告するPRO(Patient Reported Outcomes)だという。

患者が自ら報告することが重要なのは、これまでの研究から「患者の訴えと医師の認識はかい離する場合があることが分かっているため」と堀江氏は話す。

特に、食欲不振や便秘、呼吸困難などの訴えが医師に過小評価される傾向にあるという。

 

試作したアプリには、(1)自分の状態記録、(2)SNS、の2つの機能を搭載する。

(1)の自分の状態記録に関しては、複数の表情のスタンプを使ってその日の状態を記録できるようにした。文章ではなく、スタンプを利用することで継続して利用してもらえるよう工夫した。検証時には、記録したデータを診察時に医師に見せることもできた。

(2)のSNS機能については、アプリ利用者が自由につぶやける場を用意した。その結果、体調が優れないときほどつぶやきの回数が増えることが分かったという。

 

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