生きるは作業のつみかさね

作業をすれば元気になれる!作業療法ノススメ。

『あのひとががんになったら』 桜井なおみ著

 

 

 『あのひとががんになったら』 桜井なおみ著

がんになる可能性は誰にもある。家族や友人など身近な人が、もしくは自分ががんになったら……。突然の診断に本人も周囲も悩み、戸惑うのは当たり前だ。

 著者は37歳で乳がんと診断された後、がん患者支援のための会社を設立した。自身の経験を踏まえ、患者と、患者を支える立場の両方に、必要な言葉や行動のヒントをアドバイスする。

 がんと診断された人への接し方の基本は「普段どおりに」を強調する。患者には、がんという病気を知り、周囲に上手に伝え、一人で抱え込まずに相談することを提案する。変えるべきは、がんに対する社会の意識だと気づかせてくれる。

 (中央公論新社 1300円税別)