東京リワークセンター
東京障害者職業センター内にある。
リワークセンター東京利用に関する Q&A
【休職者向け】
Q1 リワーク支援説明会参加後、支援終了までにどのくらい期間が必要ですか?
A1 説明会の後、生活リズムの確認、利用申込み、個別相談を行います。その後リワーク支援を正式に開始する前に、体験コースへの参加や主治医や会社とのコーディネートを通じて課題の整理と支援計画の立案を行います。したがって、リワーク支援の正式開始までには 6~8 週間程度かかります。支援期間を 2~3 カ月とした場合、復職を希望する時期の概ね 5~6 ヵ月前までに説明会に参加頂くと余裕を持って利用していただけます。
Q2 休職期間が残り少ない場合、リワーク支援を利用できますか?
A2 支援期間は症状や生活リズムの回復度、主治医のご意見、ご本人や会社のご希望、休職期間や復職希望時期なども踏まえ、リワーク支援の効果が十分期待できる範囲で個別に設定させていただきます。支援期間が短い場
合、復職までの課題整理のみとなってしまったり、プログラムへの限定的
な参加となってしまう場合があります。
Q3 コーディネートとはどのようなことを行うのですか?
A3 ご本人に対しては、個別相談や体験コースへの参加を通じた生活リズムや調子の波の確認、復職に向けた課題の整理等を行います。会社に対しては復職時の受け入れ態勢や復職についての考え方の確認のほか、リワーク支援期間中の支援内容の説明等を行います。また、主治医に対しては治療状況の確認等を行い、当センターが作成するリワーク支援計画について円滑に3者の同意が行われるように進めていきます。
Q4 「うつ病」という診断ではないのですが、利用できますか?
A4 主治医(精神科、心療内科)の診断により、何らかの精神疾患を有していることが確認できる方を対象としていますので、うつ病以外の方もご利用は可能です。なお、精神障害者保健福祉手帳の有無は問いません。
R1.10.7
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Q5 会社を辞めようと考えている、または、退職してしまっているのですが、リワーク支援を利用できますか?
A5 リワーク支援は、あくまでも休職中の方に対する復職プログラムですの
で、 離職予定の方、離職された方は利用できません。再就職のためには
当センターのリワーク支援以外のプログラム(職業相談・職業評価、職業
準備支援等)をご利用いただけますのでご相談ください 。
【企業担当者向け】
Q1 企業の担当者は誰がなればよいでしょうか?また、3者同意の際、誰の同意が必要となるのでしょうか?
A2 企業の窓口となって頂ける方であればどなたでも結構です。企業の同意については、休職者の職場復帰に関わる方であることが望まれます。多くの企業で、人事担当者、職場の上司、産業保健スタッフのいずれかの同意をいただいています。
Q2 リワーク支援を利用して、復職の可否を確認、判定して欲しいのですが利用できますか?
A2 リワーク支援は、復職の可否を判断するためのサービスではありません。
復職可能かどうかはご本人様の回復状況だけでなく、企業の受け入れ態勢
や受け入れに当たっての制度・条件整備、業務内容等企業側の要因も大き
いため、復職可否の最終判断は企業が行っていただく必要があります。
生活リズム表
ナイスシュート!」
バスケットボールの試合が行われている体育館に、はつらつとしたかけ声が響く。チームは男女混成で、年齢も30~50歳代とバラバラだ。東京都世田谷区の東京リワークセンターが週1回行っているリハビリプログラムで、うつ病などで休職し、復職を目指す10人が、スタッフと一緒に取り組んでいる。
パスやドリブル、スローインなど基本的な動作の練習を30分行った後、コート半面で3人制の試合を、メンバーを代えながら1時間半プレーする。さらに、コート全面で5人制の試合に1時間かけ、計3時間みっちり汗を流す。終わった後、疲れた様子も見えるが、表情は明るい。