生きるは作業のつみかさね

作業をすれば元気になれる!作業療法ノススメ。

【うつ病】うつ病からの回復。うつ病の作業療法②

 

 

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うつ病からの回復。うつ病作業療法

ミニ美術館

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臨床美術(クリニカルアート)とは



独自のアートプログラムに沿って創作活動を行うことにより脳が活性化し、認知症うつ病自閉症などの精神症状を改善させる事を目的として行われています。
現在も、新たなプログラムが、日々開発されています。
臨床美術士が一人ひとりの参加者にそった働きかけをすることで、その人の意欲と潜在能力を引き出していきます。

 

臨床美術と脳の活性化


脳の活性化には、視覚的、直感的な作業や芸術活動が効果的だということも知られています。しかし、ただ絵を描けば脳が活性化するわけではありません。偉大な美術家の中には「創作する際に普段とはちがうものの見方をする」と言う人がいます。これを脳科学を用いて理論付けたのがBetty Edwards(米)の研究です。Betty Edwardsは、「ほとんどの人は左脳を使って絵を描いている」「右脳を使って描かせることにより才能とは関係なく、急速に絵が描ける」と説明しています。臨床美術はこの理論を取り入れ、さらに五感を刺激し、感じる事によって美術表現が可能になることを実践しています。

 

創作の喜び


創作には自己実現の喜びがあります。年齢や症状にかかわらず、みずみずしい感性が失われていないことを、自分自身、そして家族も共に感じることができます。

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臨床美術学会 設立趣意

「デジタルな時代に求められる人の資質は、創造性だろう」臨床美術創始者の故金子健二がしばしば講演の中で語っていたことばです。

美術は時代と風土により、その表層を変えてきました。人が美しいと思う心や形も常に時と地域により変化しています。
技術の進歩とともに二十一世紀は、本格的な高度情報化社会に突入いたしました。その真只中で社会構造の変化に後れを取っているかのような社会現象として、人間性の喪失が叫ばれています。人々の心の変化に病的な気配を感じずにはいられません。

このような時代だからこそ美術の持つ力が求められています。美術の本質は特殊のものではなく、いつでもどこでもだれでも楽しく創作でき、享受できることです。広く人々が美術を通して、自己の存在を認識し、自己実現を実感することが、一つのあるべき姿ではないでしょうか。
創造の喜びを共有し、心豊かな人生を過ごせるよう美術は位置づけられるのではないでしょうか。臨床美術学会は新たな社会に美術の原点を模索し、人間性の回復を目指します。

臨床美術は、芸術的創作活動を通して五感を刺激し、脳を活性化させ、感性の覚醒や回復を目指します。子供たちから、社会人、高齢者まで広く健康で心豊かな社会の創出を目的とします。
臨床美術学会は美術と感性の関係を研究、調査するとともに、医学、福祉、教育等と連携して、学際的視野から、美術の本質と可能性を探り、実践的制作としての表現の方法論を探求します。また世界の関連学会・団体との連帯を図り、臨床美術の普及・推進に努めます。

各位には、以上の趣意をご賢察の上、本学会にご入会いただき、それぞれの立場から、臨床美術という、人間の存在を美しく表現する美術の原点に接していただきますよう、切にお願いいたします。

www.clinicalart.gr.jp