高齢者要介護の要因
要介護者等について、介護が必要になった主な原因についてみると、「脳血管疾患(脳卒中)」が17.2%と最も多く、次いで、「認知症」16.4%、「高齢による衰弱」13.9%、「骨折・転倒」12.2%となっている。男性の「脳血管疾患(脳卒中)」が26.3%と特に多くなっている(図1-2-3-8)。
原因
1認知症
2脳血管疾患(脳卒中)
3高齢による衰弱
4骨折・転倒
高齢者向け介護シューズ「あゆみ」
高齢者施設経営をする友人から、
「高齢者が転ばない靴を作ってくれないか」という依頼がありました。
靴の製造技術が無い弊社でしたが、その言葉に不思議なご縁を感じて引き受けました。
縫製技術に自信があった為、「簡単にできる」と安易に考えていましたが、私たちが想像する以上に足の悩みは様々であり、容易ではないと思い知らされました。
しかし、お客様の切実な声と向き合った2年間の試行錯誤が、
弊社の原点である”お客様に寄り添う”精神を育みました。
悩みに応えるということがいかに大変で大事なことか・・・この経験が『あゆみシューズ』の基礎となっております。
はれ、浮腫、足指の変形…お客様の抱える悩みはそれぞれ異なります。
一人ひとりの悩みに寄り添いたいという想いから始めた『パーツオーダー』サービスは、今では日々多くの皆様からご依頼をいただいています。
また、靴業界の専門家から「絶対に無理だ!」と言われ続けた、『片方のみの販売』や、『左右サイズ違いでの販売』も、お客様の悩みを解決したい一心で実現しました。
これらの仕組は、特許申請し独占することもできましたが、「業界全体の発展は、お困りの方を助けることに繋がる」と考え、特許取得はしませんでした。
今では他社でも取り入れられ、業界のスタンダードとなりました。
足や歩行に悩みを抱えるお客様は、一般的な靴が履けず、スリッパや靴下で過ごしていることも少なくありません。
不便なだけでなく、外出する際に精神的なストレスを感じる場面も多くあるようです。
私たちは、歩きやすいだけでなく、オシャレなものを提供し、心にも優しい靴にしたいと考えています。機能だけでなく、見た目にも心配りを感じられる靴をお届けできるように、日夜努力を続けております。
外に行くことが億劫だった方が、楽しみになるように・・・
そんな願いを『あゆみシューズ』に込めております。
皆様からのお便りの中には「先日亡くなった父は、最後まであゆみさんを履いていました」「可愛い介護シューズが見つかってリハビリに励んでいた母が、亡くなるまでずっと履き続けてました」といったお話をいただくことがあります。弊社の靴を、人生最後の瞬間まで愛してくださったという事実。これほど胸を打たれるものはありません。
重責を感じると同時に”足元に笑顔を届ける”という弊社の使命、原点に立ち返らせていただいた思いです。
愛用くださるご本人様にも、ご家族のみなさまにも、「歩くことを諦めて欲しくない」「笑顔でいてほしい」という願いを込めて『あゆみシューズ』をお届けしています。
これは、実際にあゆみシューズをお父様のためにご購入いただいたお客様が、ご自身の体験談を元に自ら動画作成され、お送りいただいたものです。
この動画の内容は、私達の想いそのものでもあります。是非一度、ご視聴ください。
アサヒシューズ「快歩主義」
暮らしの中の活力は、歩く事によって生まれると言っても良いでしょう。歩くほどに筋力は向上し、心肺機能も高まります。
しかし、人は年を重ねていくほどに、骨格や筋肉が衰え、つまずいたり転んだりしやすくなります。
そこでアサシューズとの共同研究のもと医学的な分析を重ね、歩くことが楽しくなるような靴「快歩主義」を開発しました。
適切な靴選びは、毎日を明るく過ごすためにもとても大切です。足にやさしい靴に出会えば、自然と歩こうという気持ちがわいてきて、生活の幅も広がります。
また、これからの温かな季節は、ぜひ景色を楽しみながら歩くことをおすすめします。そうすれば、五感を通して気分もリフレッシュ。身も心も軽やかになり、周りには楽しげな顔が集まることでしょう。