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【うつ病】棋士の先崎学さんの経験談。「うつ病九段」の紹介も。

 

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うつ病経験 棋士 先崎学さん

うつ病九段

将棋棋士生活三十年、人生の九段をこころざす

 2017年7月、将棋棋士生活三十年を迎えた先崎学津田寛治)はうつ病に襲われる。プロの囲碁棋士でもある妻(鈴木杏樹)、精神科医の兄(朝倉伸二)の支えで、先崎は懸命に治療に取り組む。自らのすべてである将棋を、うつ病によって奪われた先崎が、棋士復帰を目指して選んだのは、「将棋でうつを治す」という医師からも止められた壮絶な「禁じ手」だった。米長邦雄門下の中村太地窪塚俊介)、田中悠一(児島功一)との真剣勝負、そして中原誠陰山泰)、米長夫人(立石涼子)との語らい……先崎学棋士のプライドをかけた男の「心の旅路」。

うつ病を含む気分障害の患者数は1999年の44万人から、2014年には112万人まで増加。がんや脳卒中と並んで、今や、うつ病は五大疾病の一つに数えられている。勤労世代の中でも、職場の中核となる40代に発症が多い。 先崎学将棋棋士。段位は九段。2017年7月、47歳でうつ病を発症。ひふみん、藤井聡太ブームに沸く将棋界。そのウラで羽生世代の棋士うつ病と闘っていた……。 

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うつ病とは

「うつ」や「うつ病」に自分自身で気づいたり、家族や職場の同僚など近くにいる方が気づくことはとても大事です。心配な時にはまず、疲れたこころと体を十分に休めます。医学的な治療が必要な場合には、医師による診察の後に必要に応じて適切な治療法を選択し、十分時間をかけて治療することが大事です。

 

「うつ」はこころと体のSOS

「うつ」は、こころのガソリンが切れたりオイルが汚れたりして元気がなくなった⾃動⾞のような状態です。そのような状態のまま⾛らせていたら、⾞は壊れてしまいます。「うつ」も同じです。脳が SOS をだしていたら、きちんと休養をとって適切な点検⼯場で調整することが⼤切です。そのため「うつ」に⾃分⾃⾝で気づいたり、家族や職場の同僚など近くにいる⽅が気づくことはとても⼤事です。

いままで漠然と「うつ」と説明してきましたが、もっと狭い範囲で「うつ病」を考えてみます。会社員の A さんは、これまで⼤好きだったゴルフが楽しくなくなりました。主婦のB ⼦さんは元気がなくなり、得意だったお菓⼦づくりをする気にもならなくなりました。気分がふさぎがちになり、これまで楽しめていたことに関⼼が薄れて意欲が低下していくことは、うつ病の特徴的な症状のひとつです。
うつ病の発症には、はっきりした原因があるとはかぎりません。またうつ病では「こころの症状」が⽬⽴たず、「体の症状」ばかりが⽬⽴つ場合も少なくありません。ですから⾃分が「うつ病」だと気づかずに、内科などを受診されることも少なくありません。

「うつ」かな︖ と思ったら

「うつ」でやる気がでないのは、こころが弱かったり⽢えているためではありません。ご⾃⾝やご家族が「うつ」あるいは「うつ病」かなと⼼配な場合にはまず、疲れたこころと体を⼗分に休めるようにします。家族や仕事・学校といった療養環境の調整がとても⼤切です。⼗分な休養をとることと、必要に応じて適切な治療を受けることが症状の緩和につながります。治療が必要な場合には必ず医師による診察を受け、⼗分に時間をかけて療養することが重要です。

薬を飲むことを「⽢えていること」と考えたり、本来だったら薬などに頼らずに「⾃分で治すべきもの」と考えて、治療を受けることに抵抗を感じる⽅もいらっしゃいます。服薬を始めてから⾃覚症状が緩和するまでには数週間かかることがわかっていますので、すぐに効果がでないからといって不安になる必要はありません。また薬の効き⽅や副作⽤のでやすさには個⼈差がありますので、遠慮なく医師と相談してください。ふさわしい対処法を明⽰していただけると思います。

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