生きるは作業のつみかさね

作業をすれば元気になれる!作業療法ノススメ。

公益社団法人「認知症の人と家族の会」高見国生(たかみくにお)さん。新聞連載ラストラン。2020,6月。①

 

公益社団法人認知症の人と家族の会」の代表を退任した平成29年から、「認知症だより」(大阪本社版)、その後「認知症と歩む」としてこの欄を書かせてもらってきましたが、今年6月で終了させてもらうことになりました。

6日付本紙夕刊(大阪本社版)でも紹介されましたが、代表退任後に務めていた「顧問」もこのほど退任し、「家族の会」から完全に身を引いたからです。

 代表を37年、顧問を3年、人生の半分以上を「家族の会」と歩んできましたが、この夏が来れば満77歳で「喜寿」。ここらが引きどきかと考えました。これからは、走り詰めだった人生の歩をゆるめ、自分自身の実りある晩年を模索します。

 本紙での連載も3年。この間、読んでいただきありがとうございました。この連載で「家族の会」の電話相談を知って、かけてこられた方もありました。私は月に2~3回は電話相談員を務めていたので、ときにはその電話を取ることもありました。

 男性が電話に出たからか、いきなり「高見さんですか?」と尋ねられたこともありました。「家族の会」の電話相談は、こちらの名前は名乗らない決まりだったので、「お答えできないのです」と言うしかなかったのですが、とってもうれしかったし、旧知の友のような気がして相談にも身が入りました。そのような読者のみなさまとお別れするのはとっても寂しいのですが、残りの回数は私からみなさまへのメッセージを書かせてもらいたいと思います。

 「家族が認知症と言われたらどうするか」「どこまで家で看(み)ればいいのか」「あなたが認知症と言われたらどうするか」、「介護の経験は人生を豊かにする」というテーマを予定しています。最後までどうぞよろしくお願いします。=次回は5月8日掲載予定

【プロフィル】高見国生

 たかみ・くにお 認知症の養母を介護し、昭和55年に「認知症の人と家族の会」を設立。平成29年まで代表を続け、その後は顧問を務めたが今年3月に退任。同会は全国に支部がある。

認知症の人と家族の会」電話相談 平日午前10時~午後3時、0120・294・456

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認知症と歩む(高見国生さん)