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AIやロボットの進化により、安全性とルール整備が必要になってきている件。ブレインマシンインターフェイスも。

 政府、自律型ロボットのルール策定へ 平成30年度に整備 東京五輪で本格運用

 

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自律移動型ロボット

自律移動型ロボットのルール策定で世界の技術が集積する効果も(AP)

 政府は16日、自ら判断し行動する自律移動型ロボットの運用ルールを平成30年度までに整備する方針を固めた。空港などでの実証実験を通じて人に対する安全性を確保するルール作りを進め、2020(平成32)年の東京五輪までに公共の場での本格運用を目指す。小型無人機「ドローン」のように規制が後手にならないよう対応を急ぐとともに、国際規格のルールを策定してロボット利用で世界をリードすることを狙う。

 29年度に国内外から自律移動型ロボットを開発している企業・団体を公募し、30年度に成田・羽田両国際空港や日本科学未来館など先端施設がある東京・お台場地区、市街地などで実証実験を行う。実験結果を分析し、一般環境での安全な運用を確保するために必要なルール作りを進める。具体的にはロボットの動作速度や大きさ、外装の素材などの規定や、障害物などに衝突した場合に自動停止する機能搭載の義務付けといった規制も検討する。

現在、自律移動型ロボットの運用については詳細な規定や法律はないが、すでに一部の公共施設内などで来館者を案内するロボットや施設内の清掃、警備・巡回を行うロボットなどが利用されている。また、ソフトバンクが6月に一般向けに販売した人型ロボット「Pepper(ペッパー)」の初回販売分1千台が完売するなど消費者にも身近になっており、「今後、自律移動型ロボットの普及が急速に進む可能性がある」(政府関係者)とされる。

 政府がロボット運用のルール作りに着手する背景には、4月に首相官邸の屋上にドローンが落下した事件の影響もある。ドローンなどの無人機は、運用上の具体的なルールや法規制が整備されていない中で急速に普及し、人混みでの落下事故などの問題が起こっている。自律移動型ロボットについても、運用次第では事故につながる可能性があるとみて、「想定される問題を考慮しながら、先にルール作りを進めるべきだと判断した」(政府関係者)。

一方、政府はこうしたルールを他国に先駆けて整備し、国際規格化させることで、日本に世界中のロボット技術が集積する効果も期待する。運用の実証実験も、空港などの施設をロボットの海外売り込みに向けた“見本市会場”と位置づけることで、「ロボット先進国」を世界にアピールする狙いがある。

 

www.sankei.com

 

 

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脳の電気信号を伝えてマヒした手を動かす技術

1990年代末までには、EEG四肢麻痺患者の脳波を解読し、コンピュータのカーソルを動かせるようになった。

 だが今日まででもっとも強力なデバイスが「ユタ・アレイ(Utah array)」であることはほぼ間違いないだろう。

 ユタ・アレイは小指の爪の半分くらいの小さな剣山のような見た目で、脳に刺して使うのだとか。

(左)事故で脊椎を損傷したイアン・バークハート氏 (右)小さな剣山のような見た目をしたユタ・アレイ


【神経バイパスで筋肉の動きを取り戻した男性のエピソード】

 2010年、休暇中だったイアン・バークハート氏は海に飛び込んで頭を強打した。

 この事故で脊椎を損傷し、第6系神経から下の機能を失った。腕や肘を動かすことはできたが、手や足はダメだった。

 リハビリもほとんど効果が上がらず、彼はほかに何か方法はないかと医師に尋ねた。

 そして、バテル記念研究所でユタ・アレイを利用して麻痺患者の手足を蘇らせる研究が行われていることを知った。

 EEGは無数の神経細胞全体の活動を読み取るが、ユタ・アレイはたったひとつの神経細胞ですらパルスを記録できる。

 バークハート氏の場合、運動皮質の96ヶ所にユタ・アレイを移植して毎秒3万回というペースで電場を計測。

 こうしたデータから、彼が手を動かそうとするときの脳の活動を読み取るアルゴリズムが開発された。

 バークハート氏の頭蓋骨から突き出た台に接続された太いケーブルは、ユタ・アレイが計測したパルスをコンピューターに送信する。

 

データを受信したコンピューターは、それを解読し、彼の右腕をおおう電極入りのスリーブに信号を送信。するとスリーブが腕の筋肉を刺激して、彼が意図した通りの動作を実行させる。

 こうしてバークハート氏は「神経バイパス」によって筋肉の動きを取り戻した最初期の人間となった。

www.excite.co.jp


 

www.youtube.com

 

ブレインマシンインターフェイス

その男のデスクには「サイバネティック・インプラント」が置かれていた。計算され尽くされたようなデザインのクールな物体である。

サイバネティック・インプラントとは、もっとわかりやすく言えばブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)だ。手のひらサイズで半透明の四角いプラスティック板に、カップケーキのデコレーションのようなチタンの粒が縦横16列に並んでいる。

そして、このパーツはの上に置かれる。iPhoneのケーブルを思わせる白いワイヤーが何本も出ており、それぞれの先端からは銅線がのぞいている。これがコンピューターに接続されるインターフェイス部分だ。

このインプラントのもち主はカリフォルニア大学サンフランシスコ校の神経外科医、エドワード・チャンである。チャンの研究チームは、BCIから出力されたデータに高度な処理を施すことで、ある素晴らしいことに取り組んでいた。

BCIを頭部に装着した人が言葉を発すると、脳の運動皮質で信号が発生する。研究チームはこの脳の信号を読み取り、行動に対応する活動を記録していく。この場合は、具体的には口や舌、あごの動きがそうだ。

それからソフトウェアが、こうした「脳の活動」をデジタル合成で人間が理解できる正確な話し言葉に置き換える。このとき、人間は実際に言葉を発する必要はない。

Electrode Array

wired.jp