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【メニエール病】ストレスが原因というが・・・。メニエール病患者の声と新治療法。

メニエール病の新たに保健適応になった治療法の紹介。

 患者の声。

メニエール病とは

遅発性内リンパ水腫

1.概要
遅発性内リンパ水腫とは、陳旧性高度感音難聴の遅発性続発症として内耳に内リンパ水腫が生じ、めまい発作を反復する内耳性めまい疾患である。片耳又は両耳の高度感音難聴が先行し、数年から数十年の後にめまい発作を反復するが、難聴は変動しない。
 
2.原因
原因は不明である。先行した高度感音難聴の病変のため、長い年月を経て高度感音難聴耳の内耳に続発性内リンパ水腫が生じ、内リンパ水腫によりめまい発作が発症すると推定されている。
 
3.症状
先行する高度感音難聴には若年性一側聾が多いが、側頭骨骨折、ウイルス性内耳炎、突発性難聴による難聴のこともある。数年から数十年の後に回転性めまい発作を反復する。めまいの発作期には強い回転性めまいに嘔吐を伴い、安静臥床を要する。めまいは、初期には軽度の平衡障害にまで回復するが、めまい発作を繰り返すと平衡障害が進行して重症化し、日常生活を障害する。難聴は、陳旧性高度感音難聴のため不可逆性である。めまい発作を繰り返すと不可逆性の高度平衡障害が残存する。これが遅発性内リンパ水腫の後遺症期であり、患者のQOLを大きく障害する。
 
4.治療法
根治できる治療方法はない。遅発性内リンパ水腫のめまい発作を予防するためには、利尿薬などの薬物治療が行われる。発作の誘因となる患者の生活環境上の問題点を明らかにし、生活改善とストレス緩和策を行わせる。保存的治療でめまい発作が抑制されない難治性の遅発性内リンパ水腫患者には、次第に侵襲性の高い治療:中耳加圧療法、内リンパ嚢開放術、ゲンタマイシン鼓室内注入術などの選択的前庭機能破壊術を行う。
 
5.予後
治療によってもめまい発作の反復を抑制できない難治性遅発性内リンパ水腫患者では、すでに障害されている蝸牛機能に加えて、前庭機能が次第に障害され重症化する。後遺症期になると永続的な平衡障害と高度難聴が持続し、患者のQOLも高度に障害される。後遺症期の高齢者は平衡障害のため転倒しやすく骨折により長期臥床から認知症に至るリスクが高まる。さらに高度難聴によるコミュニケーション障害も認知症を増悪させる。
 

C.鑑別診断
耳鼻咽喉科学的検査、純音聴力検査、平衡機能検査、神経学的検査、画像検査、生化学的検査などにより中耳炎性内耳炎によるめまい、外リンパ瘻、内耳梅毒、聴神経腫瘍、神経血管圧迫症候群などの内耳・後迷路性めまい疾患、小脳、脳幹を中心とした中枢性めまい疾患など原因既知のめまい疾患を除外した上で、めまいを伴う突発性難聴メニエール病良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎を鑑別する。

めまいを伴う突発性難聴は、高度難聴の発症とともにめまいが発症するが、めまい発作を反復しない点で遅発性内リンパ水腫と鑑別される。

メニエール病はめまい発作に伴って聴覚症状が変動する点から遅発性内リンパ水腫と鑑別される。

 メニエール病のページが削除されている。

遅発性内リンパ水腫(指定難病305) – 難病情報センター

 

 

非侵襲的中耳加圧療法(装置)

海外では導入されていたが、日本でも保健適応になった。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/122/6/122_916/_pdf

www.youtube.com

第一医科株式会社

www.first-med.co.jp

 

メニエール病患者の声

www.47news.jp

▽全てを背負って
 
病気の原因ははっきりしないが、ストレスが関係している。そう言われて思い当たる節がありました。
 
私は生真面目で負けず嫌い。物事をごまかすのが嫌なんですよ。レース場ではお客さんの期待がある。着順も良くしたい。全てを背負って走る責任を感じます。趣味のゴルフでも負けたら悔しくて仕方がない。家でもレース場でも、物が散らかっていると、片付けるまで落ち着かない。
 
症状が治まらない頃は、その性格がストレスを増やしていたのかもしれません。体調が悪いときは、レースに出てもやっぱり良い着順は取れないです。それでさらに悩んで...。一時はうつっぽかったですね。
 
妻に繰り返し「もっと気楽に」と言われました。彼女はおおらかだからよく見えていたのかも。「力を出せたのなら、着順はどうでもいいじゃない」って言ってくれました。

 

 
▽医者のつもりで
めまいの発作を繰り返して、いろいろな病院にかかるうちに「自分で対処して、付き合っていくしかない」と気付いたんですよ。原因も分からない、特効薬もない。命に関わらないからあまり研究されていないのかなあ。だから、どうやってストレスから逃れて、体調を良くするか、自分が医者になったつもりで考えようと思いました。
 
幸い今は発作もなく、落ち着いています。でもね、レースのストレスは本当に大きいんです。恐怖心は、レース経験を積んでも減らない。むしろ危ない目に遭うごとに恐れが高まる。怖さを感じずに走ったことはこれまで一度もありません。完全に治るとすれば、仕事をやめてからですね。