日本肺がん患者連絡会理事長の長谷川一男さん。
2010年に肺がんステージ4と診断された。
治療や患者会の活動について下記にまとめる。
経過
「余命10ヶ月」と言われてから9年以上過ぎた。
肺腺がんと診断されたのは39歳。
「治療しないと3か月、治療すると10ヶ月」。メモが残されていた。
妻に促され、セカンドオピニオンを受ける。
医師から「がんは治らないだろう、しかしわずかな可能性がないわけではない。闘いなさい、闘え」
この言葉に「闘ってもいいんだ」と意識が変わった。
自分が納得して治療を選択する
自分が納得して治療を選択できるように情報を集め、主治医と意見を交わすようになった。
これまでに使用した抗がん剤は8種。
放射線治療も実施。
右肺は全摘。
納得して治療を選択しているので後悔はありません。
患者会設立
腹部に転移が見つかった15年に患者会を立ち上げた。
「知って考える」を目指している。
受動喫煙対策にも力を入れている。
国会審議にも参考人として意見を述べた。
今後も患者の立場として発信を続けたい。