乳がん患者が社会的に孤立していると、再発や死亡のリスクが高まるらしい。
以下に記載する。
研究の方法と結果
米国などの研究チームが米医学誌に発表。
対象者:診断後2年以内。
社会的つながりが確認できている、米国と中国の乳がん患者。9270人。
方法と期間:平均10年半あまりを追跡した。
結果:1450人再発。990人乳がんで死亡。
周囲と緊密な関係があった患者と比べると、孤立していた患者は再発リスクが4割増える。
乳がんで死亡するリスクは6割増加する。
特に、ステージ1期・2期といった早期のに乳がんで関連が強かった。
結論
乳がんの診断にあたっては、患者が社会的に孤立していないかにも注目する必要がある。
具体的に社会的孤立とはどのような状態なのかを研究し、具体的な介入・啓もうが必要であろう。
※キャンサー(原文)