生きるは作業のつみかさね

作業をすれば元気になれる!作業療法ノススメ。

男性の家族介護は増加している。一人で悩みを抱え込まない工夫がコツ。

生老病死

人が生きるとは老いること。病むこと。死があること。

一生強者ではいられない。大切な家族でも。

個人的には、頼りにしている母や妻が老い病んだときは苦悩するはずだ。

 

以下に、男性介護者の特徴やコツをまとめたい。

 

 

男性介護者は悩みを相談せず抱え込む

厚生労働省国民生活基礎調査によれば、同居する家族を介護する男性は01年に23,6%だったが、16年には23,6%にまで増加した。

 

 日本福祉大学の湯原悦子教授みよる指摘。↓

ci.nii.ac.jp

介護疲れなどに起因する殺人、無理心中事件716件を分析したところ、加害者は夫や息子といった男性介護者が72,3%と多数を占めた。

 

男性は、悩みや不安を周囲に相談せず、一人で抱え込む傾向があるとみる専門家は多い。

 

男性介護者がストレスを抱える要因

①地域での交友関係が希薄。

職場を自分のコミュニティーとしてきた人は退職後、自分の居場所や相談先を失っていることが多い。

 

②介護を仕事のようにとらえて自力で完遂したがる。

順調にいかないと不満をためる傾向がある。

 

③外部からの評価を受けにくい。

達成感を得られないことも不満の一因。

 

④自分の考えにこだわる傾向がある。

必要なサービスの利用を進めても拒否することが少なくない

 

⑤信頼関係を築くのも女性と比べて時間がかかる。

早期介入しにくいため、問題が大きくなりがち。

 

相談・支援先は「地域包括支援センター

近くの介護者の会に参加する

 東京都荒川区の当事者グループは、毎月定例会を開いている。

www.city.arakawa.tokyo.jp

 

地域包括支援センターに連絡・相談・参加する

大阪市内の地域包括支援センターでは、調理に不慣れな人向けに調理教室を開いている。

www.minatoku-shakyo.com

 

地域の民生委員に連絡する

 

 インターネットを活用する

 LINEやインターネット電話「スカイプ」などを活用する。

遠方で暮らす家族や同じ境遇の介護者と悩みを共有する。

他者との関りが苦手な人や交流会などに参加しにくい人向け。

 

まとめ

介護する人の協力が得られなければ、有効な対応が取れないのが現実。

「抱える背景が多様。事例ごとに解決策を探るしかない」。

地域包括支援センタースタッフ。