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【フレイルについて】高齢者の筋トレは社会参加にもなる件

はじめに

「フレイル(虚弱)」という言葉がある。

 

高齢者が要介護になっていく前段階を指す言葉として一般的になりつつある。

 

介護予防の観点からも知っておきたい用語である。

 

以下に考察します。

 

 

 

フレイルについて

フレイル:虚弱(きょじゃく)と訳される。

 

高齢者が要介護に至る前段階を指している。

 

www.tyojyu.or.jp

 

食や栄養もキーワード。

activesenior-f-and-n.com

 

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出典:フレイル予防ハンドブック(監修・飯島勝矢)

 

 

3つの虚弱がある

①身体の虚弱

 

②こころ・認知の虚弱

 

③社会性の虚弱

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出典:フレイル予防ハンドブック(監修・飯島勝矢)

 

現状と対策

千葉県柏市の例

食生活や運動習慣を見直して重症化を防ぐ取り組みが進められている。

 

①公民館などに集合する。

 

②筋力や健康状態のチェックをする。

 

③バランスのいい食事について学ぶ

 

④簡単な筋トレの方法を学ぶ

 

⑤講師は地域の高齢者(フレイルサポーターと呼ばれる)

 

住み慣れた街で、新たに高齢者が社会参加できる場を生み出す効果も期待されている。

 

www.city.kashiwa.lg.jp

 

 

対処次第で健康に戻れる状態

東京大学高齢社会総合研究機構

飯島勝矢教授

 

www.iog.u-tokyo.ac.jp

 

「普段の地域の集いをチェックに活用し、継続することが大切。地域のシニアが主体となって明るく前向きに取り組める活動になれば」

と語っている。