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【妊孕性について】AYA世代のがん治療

はじめに

がんの部位によりますが、がんの標準治療(手術、抗がん剤放射線)は生殖機能に影響が出る可能性があります。

 

妊孕性(にんようせい)とは

妊娠・出産する身体機能のこと。女性だけでなく男性にも同様のことが当てはまる。

 

妊孕性(にんようせい)温存治療の広がり

妊孕性温存治療とは、がんの標準治療前に卵子精子、卵巣組織などを凍結し温存しておくことをいいます。

 

2010年頃から急速に広がってきました。

 

2011年~2015年の5年間で、卵巣機能に影響を与えた可能性があるがん治療の後、1450件の出産があったという。

 

そのうち少なくとも29件は治療前や治療中に凍結した受精卵や卵子を使っていたことが調査により報告された。

*1

 

まだ不十分な説明や情報不足

2015年国による調査内「妊孕性温存のために具体的な説明を受けた」という19歳以上~39歳以下のがん患者は38,1%。

 

多くの患者に情報が届いていなかった。

 

妊孕性に関わる情報提供の試み

osaka-gan-joho.net

 

*1:東京大学原田美由紀講師らによる