障害平等研修(Disability Equality Training:DET)とは
障害者自身がファシリテーター(司会進行役)となって進める。
ワークショップ型の研修。
対話を通じた「発見」を積み重ねていくなかで、差別や排除など、社会のなかにある様々な「障害」を見抜く力を獲得し、それらを解決していくための行動を形成します。
目的
障害者差別解消法では研修の実施が明記されている(第5条)。障害平等研修は障害者との対話型と発見型の研修によって社員・職員の意識を変え、障害者に対する差別の撤廃と合理的配慮の提供を推進する研修です。
特徴
- ファシリテーター(司会進行役)との対話
- 視覚教材とグループワークを活用したワークショップ。
- 障害当事者がファシリテーターを担う。
- 「出産・子育てを未経験の男性が語るのと経験した女性が語るのとでは、どちらが心に響き伝わるかというのと同じ」
- 「このこと自体が障害者の社会参加にもなる」
- 「障害は障害者が努力して解決するべき」から「障害は周りの環境をみんなで変えていくことで解決していける」という意識の変革をもたらせます。